非定型歯痛の改善法について

非定型歯痛

虫歯になった時や知覚過敏を起こしているときなどは、ズキズキと歯や歯茎が痛みますよね。しかし、歯や歯茎に何の問題もないにもかかわらず、ズキズキ・チクチクと歯が痛む状態を非定型歯痛(ひていけいしつう)と言います。

歯の痛みはとてもつらく、仕事や家事、勉強などの妨げになってしまうため、早く改善したいですよね。

本記事では東洋医学から見た非定型歯痛の本当の原因をはじめ、薬を使わずに改善する方法についてご紹介します。

非定型歯痛(ひていけいしつう)の特徴と症状

歯痛

通常、「歯が痛い」と感じる時は虫歯ができていたり、歯茎が腫れていたりするものですよね。しかし、「非定型歯痛」は歯や歯茎に何の問題もないのに、ズキズキ・チクチクと歯が痛む状態のことを指します。

特に中年以降の女性に多く見られる病気で、歯医者さんに行ってレントゲンなどを撮っても「問題ない」と言われてしまう事が多くあります。実際、見た目には何の問題もないのに歯が痛いという状況が続けば、痛み止めなどを服用してだましだまし付き合っていくしかありませんよね。

また、歯と顔は近い場所にありますが、強烈な顔の痛みが出る病気として三叉神経痛(さんさしんけいつう)という病気もあります。歯の病気だと思っていたら、実は三叉神経痛だったというケースは意外と多く見られます。

しかし、非定型歯通にしても三叉神経痛にしても、目視では何も問題がないため「原因不明」と言われてしまう事が多いでしょう。そのために症状を根本から改善するのは難しく、痛み止めや湿布などを使った対症療法しかできないことがほとんどです。

非定型歯痛の原因

非定型歯痛の原因はハッキリとわからないことがほとんどですが、一般的には以下の要素も関係していると考えられています。

  • 精神的なストレス
  • 遺伝
  • 年齢・性別
  • 過去の歯科治療の影響

しかし、目視で確認してもレントゲンを撮っても何も悪いところが映らない以上、ハッキリと「これが原因である」とは言いきれません。そのため、非定型歯痛にお悩みの方はひとまず痛みを抑えるために、薬が手放せない状況となっているケースがほとんどなのです。

非定型歯痛は自然と良くなることもありますが、厄介なことに徐々に悪くなっていくパターンも多いとされています。症状が重症化すると痛みがどんどん強くなり、あごや顔にまで激痛が走ることもあります。

非定型歯痛にお悩みの方は「何をしても良いから歯の痛みから解放されたい」と思われていることでしょう。

西洋医学を用いた非定型歯痛へのアプローチ方法

病院診断

非定型歯痛であると判断するのは、自分ではもちろん病院でも難しいと言われています。

その理由は先ほど登場した「三叉神経痛」と痛みの出る場所や出方が似ているからです。三叉神経は顔の神経をつかさどる神経であり、脳に触覚・圧覚・痛覚・温覚を伝達する役割を持っています。

しかし、三叉神経痛を起こすとこれらの感覚が過敏になり、通常であれば痛みを感じないレベルの刺激でも激痛を感じるようになってしまうのです。そのため、神経の役割を少し抑えるために別の場所に移動させる手術をおこなうことがあります。

非定型歯痛を三叉神経痛と間違われてしまうと、最悪本来は必要ない手術を受けることになってしまうでしょう。手術で症状が改善すれば良いですが、改善しないケースはよく見られるうえ、合併症で耳が聞こえなくなったり、脳幹部が何らかのダメージを受けて死に至るというケースもまれに起こっています。

こういった状況から、手術は安全なものとは言い切れず、どうしても必要でない限り受けないに越したことはないと言えます。

話を元に戻すと、非定型歯痛の初期の段階では消炎鎮痛剤が処方されることがほとんどです。場合によっては「精神的なストレス」が原因であるととらえられて、抗うつ剤が処方されることもあるでしょう。

しかし、抗うつ剤は薬の中でも副作用が強いと言われており、以下のような症状が出る場合があります。

  • 口が渇く
  • 慢性的な眠気
  • 便秘・胃腸障害
  • 頭痛
  • 自殺願望

抗うつ剤だけではなく、どのような薬においても副作用があるため、薬や手術に頼らずに症状を改善できるのが一番ですよね。

非定型歯痛は不通即痛(ふつうそくつう)が原因

説明

実は東洋医学では西洋医学とまったく違うところに原因があると考えています。

「不通即痛」という言葉を聞いたことがあるでしょうか。

不通即痛とは、重要な要素である「気・血・水(きけつすい)」が体内をスムーズにめぐっていないことで痛みや不調が出るという考え方です。

西洋医学で「原因不明」と言われている病気はこの不通即痛が原因であることが多く、循環がうまく行くようになれば症状が根本から改善する可能性があります。

東洋はり灸院で非定型歯痛が改善したお客様の事例

院長

最後に、非定型歯痛に悩んで当店に来られたお客様の事例をご紹介します。

Aさんは昔から何も問題がないのに歯が痛むことが多く、ある日歯医者に駆け込んだそうです。

歯医者では「神経の異常」と判断されて、前歯の神経を2本抜かれてしまいました。しかし、神経を抜かれても痛みが取れる事はなく、以前から坐骨神経痛で当店に来られていたため歯痛についてもご相談いただきました。

早速鍼灸で体を整えさせていただきましたが、4、5年悩み続けていた非定型歯通が1回の施術で大幅に改善したそうです。いつもは一週間程度痛みが続く状態であったのに、「こんなにサッと痛みが引くのは初めて」と感激されていました。

【動画解説】

※施術効果には個人差があります。

当店では病院に行っても改善しない症状であっても、短期間で根本から改善することが可能です。「もう良くならないかも」と諦める前に、ぜひ一度ご相談いただけますと幸いです。

非定型歯痛を改善して快適な毎日を目指そう

笑顔の女性

歯や歯茎に何も問題がないにもかかわらず、強い痛みが出る非定型歯通になるととてもつらいですよね。症状が進行すると痛む場所が広がったり、強い痛みによって日常生活にも大きく支障が出てしまう可能性があります。

西洋医学では「原因不明」と判断されることが多い非定型歯痛ですが、東洋医学では根本原因にアプローチすることが可能です。気になる症状が現れたら、ぜひ一度私たちにご相談ください。

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