小児はりについて

子供のはり
  • 「風邪を引きやすい」
  • 「喘息やアトピーなどアレルギー体質」
  • 「寝つきが悪く疳の虫が強い」
  • 「下痢や便秘をくり返すなど胃腸系が弱い」

こうした症状をお抱えのお子様には、小児はりがオススメです。ただ、子どもに鍼は不安と思う親御さんも多いでしょう。しかし当店の小児はりは、痛みのない鍼を使用しているため、小さなお子様でも安心して施術を受けることができます。

ここでは、東洋医学の小児はりの施術内容やよくある質問をまとめていますので、ぜひ小児はりを受ける前の参考になさってください。

小児はりとは

説明

小児はりとは小児鍼小児針(しょうにしん)とも呼ばれる子どもため鍼灸施術法のひとつであり刺さない鍼のことです。正確な起源はわかっておりませんが、江戸時代には関西を中心に小児専門の鍼治療として取り入れられていたそうで日本独自の施術法として確立されてます。

小児はりの目的はどもが本来持っている自然治癒力を引き出すことです子どもの持っている生命力はとても強く、経絡(けいらく)経穴(ツボ)を鍼でさすったり鍼を当てたりするだけといった少量の刺激でも十分に効果があります。そのため、大人のように鍼を刺さなくても症状の改善が可能です。

鍼灸というと鍼を刺すイメージが強いので、小さなお子様には敬遠されがちですが、これなら安心して施術を受けることができると思います。

小児はりで扱う鍼について

小児鍼

小児はりでは鍉鍼(ていしん)と呼ばれる先端が丸くなっている刺さない鍼を使用します。流派によって使われる鍼は異なり、コロコロ転がすローラー式の鍼やバネでできている集毛鍼などを使用する鍼灸院もあるようです。店の場合18できている鍉鍼を使用しています。

最初は鍼と聞くと怖がってしまうお子様もいらっしゃいますが、小児はりは鍼を刺すという行為はまったくありません。そのためもちろんみはなく、むしろ心地良い刺激のため施術中に眠ってしまうお子様も多いくらいです。

小児はりに通う頻度

小児鍼

小児はりに通う際は、最初は週に1~2回のペースでのご来店をお願いしています。そして症状が落ち着いてきたころから2週間に1回にしていただくことをお勧めしています。お子様の症状によっても来店ペースは異なりますが、大体これくらいの頻度が目安です。

小児はりで改善が期待できる症状

小児鍼

夜泣き・疳の虫・夜尿症・小児喘息・アトピー性皮膚炎・鼻炎・円形脱毛症・慢性中耳炎・下痢・便秘・腹痛・チック症・起立性調節障害・頭痛・不眠・風邪をひきやすい・落ち着きがないなどの神経症状

こうしたさまざまな症状に小児はりは対応しております。

「小児はり」導入に対する思い

説明

現代医学では病気の症状それに対する原因より複雑化しており、さまざまな不調を訴えるお客様が増えてきています。しかし、それは大人だけでなく子どもも同様です。またストレス社会と言われるように我々大人も生きづらい世の中ではありますが、どもたちも昔以上に気を遣いながら生活し、疲れ切っている繊細な子たちが増えているように感じております。

本来どもの持っている生命力はとても強く少しの不調であれば自分の自然治癒力で改善させることができるはずです。しかし、間違った食生活生活習慣の乱れ頼りすぎ遺伝的要素自律神経の乱れなどにより体力が低下したことが、心身の不調につながっていますもちろん中には深刻な病気もありますが、ちょっとした不調のたびに薬に頼っていると病院や薬とずっと付き合っていくことになりかねません

小児はりではできるだけ薬を使わずに自分で改善させる力を高めていく施術行っていきます。施術を重ねていくと免疫力が強くなり、滅多に病気にならない身体になっていきます。子どもたちには健康で元気に遊びまわってほしいので病院や薬に頼らない子たちが一人でも多く増えてほしいと願い日々施術をしております。

小児はりの施術風景

※施術効果には個人差があります。

小児はりに関するQ&A

Q&A

ここでは、小児はりに関してよくお客様から受けるご質問と、その回答についてまとめました。

Q:小児はりは何歳から施術可能?

 首のすわる生後4ヶ月ごろを目安にしております。

Q:施術時間はどのくらい?

施術時間は2030前後が目安です。10歳前後からは大人と同じ施術も取り入れていきますが、まだまだ成長段階のため施術は大人よりも少ない刺激で痛み一切感じないように慎重に行ってまいります。

Q:小児はりを受けてはいけないときはありますか?

高熱急性の腹痛嘔吐があるとき、意識障害、骨折、脱水症状、その他救急救命や外科処置が必要な場合病院を受診されることをお勧めいたします。

おわりに

小児鍼

お子様の体調不良に親御さんが敏感なようにお子様たちも自分の親をよく見ています。お子様の体調不良により親御さんも体調を崩されることありますが、親御さんの心身の不調が知らず知らずのうちにお子様に伝わり、お子様が体調を崩してしまうことも少なくありません。どうしても子ども優先なってしまうかと思いますが、どうか自身の健康も気にしていただけますと幸いです。

手当てという言葉があるように、身近にいる親御さんの手が触れるだけでお子様の不安和らいで痛みや症状が取れることもあります。施術を重ねてお子様の体質改善をすることが大前提ではありますが、ご自宅での親子の触れ合いぜひ大切にしてくださいその際、ご自宅で簡単にできるセルフケアの方法しっかりとアドバイスさせていただきます。

現代病と言われているもののほとんどはその症状出やすい体質と間違った生活習慣の積み重ねが原因です。もちろん年齢を重ねてからでも体質や習慣は改善できますが、小さい頃から積み重ねるに越したことはありません。お子様のつらい症状の改善や、症状の出にくい身体づくりのためにも、ぜひ当店の小児はりを試しいただければと思います。最後までお読みいただき、ありがとうございました。

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