夜尿症でお困りの方へ

夜尿症

「子どものおねしょがなかなかなくならない」という声をよく耳にします。

おねしょは「夜尿症」とも言われており、長い場合は中学生でも症状が出ることがあります。そんな夜尿症は時にイジメにつながることもあるため、早く改善してあげたいですよね。

本記事では東洋医学から見た夜尿症の本当の原因と対策法についてご紹介していきます。

【動画解説】夜尿症と東洋医学

※施術効果には個人差があります。

夜尿症(おねしょ)の症状と原因

子供

おねしょといえば一般的に「小さい子どもがするもの」というイメージがあるかもしれません。

実際には、幼児期は「おねしょ」、小学校入学以降には「夜尿症」と呼び方が分けられています。また、夜尿症に関しては中学生でも全体の1〜2%の子どもに見られます。

中学生ではもちろん、小学生でもおねしょをしていることが周りにバレると、噂を立てられたり、そこからイジメに発展する可能性もあるでしょう。

小学校、中学校では校外学習や自然学校、修学旅行などの宿泊行事も多くありますが、夜尿症に悩んでいる子どもはそれらの行事に参加することに不安を感じてしまいます。プレッシャーから精神的な病気を引き起こすこともあるため、早めのケアが必要不可欠でしょう。

夜尿症の原因は一般的に以下の3つと言われています。

  1. 膀胱の未発達
  2. 就寝時の尿の生成を抑えるホルモンが不十分
  3. 就寝前の水分とりすぎ

    普通、膀胱は成長とともにだんだんと大きくなり、尿を貯める容量が増えていきますが、何らかの原因で小学生、中学生になっても膀胱が発達しないケースが数パーセントあります。

    こういった状況の場合、膀胱自体を大きくすることはできないため、体質から改善していく必要があるのです。

    一般的な夜尿症の対処法

    くすり

    夜尿症は放っておいてもほとんどの確率で自然に良くなります。

    自然に改善する確率は、10歳で約25%、12歳で約55%、15歳で約86%と言われています。しかし、学校行事などの関係で「今すぐに改善したい」という方が大半でしょう。

    夜尿症で悩んでいる方は、一般的に以下のような薬を飲んで症状を抑えます。

    • 副交感神経遮断薬
    • 抗利尿ホルモン薬
    • 抗うつ薬

    確かにこれらの薬は一時的に夜尿症を抑える効果がありますが、薬が切れるとまた症状が出てきてしまうというケースが多く見られます。さらには以下のような副作用が見られるケースも少なくないため、長時間服用を続けるのは心身ともに負担が大きいでしょう。

    • 食欲不振
    • 不眠
    • 嘔吐
    • 頭痛
    • めまい

    大人であればまだしも、育ち盛りの子どものうちから副作用がある薬を飲み続けるのは体にとって良くないため、別の方法で改善を目指したいものですね。

    夜尿症は東洋医学の鍼灸で改善できる

    説明

    一般的には夜尿症に対するアプローチは薬であるとご紹介しましたが、東洋医学ではまず「問題となっている体質を改善すること」を第一に考えています。

    東洋医学では主に下記の4つのアプローチによって、あらゆる症状を改善していきます。

    1. 鍼灸
    2. 漢方
    3. 食事療法(薬膳)
    4. 運動療法

      これらを症状やひとりひとりの体質によって組み合わせ、「本当の原因は何なのか」を探り、根本改善を目指します。

      東洋医学では夜尿症の原因を、五臓六腑のうちの「腎」の機能低下と考えています。

      腎臓

      さらには、「遺伝」や「もともとの機能が低いこと」も関係していることから、まずは腎をはじめ、体全体の機能を高めることを目標にしています。ちなみに中国の医学では3歳以上のおねしょを「小児遺尿」と呼び、尿のコントロールができるようアプローチをおこなっています。

      当店でも夜尿症の改善はもちろん、膀胱や尿と大きく関係している腎の機能を高めるべく、下記の方法により原因を特定していきます。

      • 顔色
      • 話し方
      • 舌の色形
      • 便尿の量・色・匂い・硬さ

      これらを丁寧にみさせていただくことで、お客様の体に何が起こっているのか、何が悪さをしているのかを特定することができます。

      このようなカウンセリング方法を「四診法(ししんほう)」と言い、「目で見る」「耳で聞く」「対話をする」「触る」と4つの方法で、体の状態を把握します。

      子どもに対する鍼灸のやり方

      小児鍼

      当店には実にさまざまな症状を持つお客様が老若男女問わずに来店されます。夜尿症に関しては子どもの症状であるため、通常の鍼灸とは少し違う方法でアプローチをおこなっていきます。

      当店の鍼灸は通常、銀の鍼を使ってアプローチをおこなうことが多いのですが、子どもに対してはパワーのある金の鍼を使います。金、銀どちらの鍼も痛みをほとんど感じず、お灸に関してもじんわりと温かさを感じる程度で、熱さを感じることはありません。

      金の鍼を使った施術では、通常の鍼のように刺すのではなく、不調の原因となっているところを優しく撫でていきます。この時、ほとんどのお子様はリラックスしており、中には「気持ちいい」と言う子どももいるほどです。

      「子供に鍼をするのは怖い」と思う方もいらっしゃるかもしれませんが、当店ではまったくストレスなく受けていただけますので、ぜひお任せください。

      夜尿症を改善して快適な毎日を目指そう

      家族

      「小学生、中学生になってもおねしょがなくならない」と悩んでいる方は、実は少なくありません。基本的には成長に伴って徐々に症状がなくなってきますが、学校行事の際に安心して参加したいと思うのは当然のことですね。

      当店では長く続く夜尿症を改善した実績が多くあります。本当の原因を見つけて、私たちと一緒に根本改善を目指しましょう。

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