原因不明の肋間神経痛でお困りの方へ

肋間神経痛

胸にビビッと電流が走ったような痛みや、皮膚にジリジリとした痛みを感じるという方は、肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)にかかっている可能性があります。

「〇〇神経痛」という病気は数多く存在しますが、どれも原因がハッキリしなかったり、一筋縄ではスッキリ改善しないことが多々あります。肋間神経痛は強い痛みを感じる事から、日常生活にも影響を及ぼしてしまうことも少なくありません。

本記事では原因不明の肋間神経痛が東洋医学で改善できる理由や、自宅でできるセルフケアについてご紹介します。

【動画解説】チクチク

※施術効果には個人差があります。

肋間神経痛(ろっかんしんけいつう)の特徴と種類

肋間神経痛

肋間神経痛とは、その名のとおり肋骨の間を走っている「肋間神経」が傷ついている状態のことを言います。胸が痛む病気としては、気胸や心筋炎、狭心症などさまざまなものがありますが、どれも痛む場所がハッキリとわからないことがほとんどです。

しかし、肋間神経痛に関しては痛む場所がハッキリしているうえ、左右どちらかにしか痛みが出ないのが大きな特徴です。両側が痛いという時には肋間神経痛ではない他の病気の可能性を疑った方が良いでしょう。

実は、肋間神経痛には大きく分けて2種類のタイプがあります。

①原発性の肋間神経痛

胸痛

ひとつ目は原発性、いわゆる原因不明の肋間神経痛です。

肋間神経痛の多くは、病院に行ってレントゲンやCTを撮っても「異常なし」と判断されてしまいます。その結果、精神的なストレスや感情の起伏によるものと判断されて、痛み止めや抗不安薬・抗うつ剤などを処方されることが多いでしょう。

正直、こういった薬や湿布などは一時的に症状を緩和するだけでしかなく、根本改善とはいかないのが難しいところです。

続発性の肋間神経痛

レントゲン

もうひとつが続発性と言われているもので、原因がハッキリしている肋間神経痛を指します。

続発性の肋間神経痛は、主に帯状疱疹(たいじょうほうしん)や椎間板ヘルニア、胸部のケガによるものにより引き起こされます。これらが起こると物理的に末梢神経が傷ついてしまい、肋間神経痛として痛みが長引いてしまうことがあります。

明らかに原因がわかっている時にはこちらのタイプの肋間神経痛とみなされると思いますが、ほとんどの場合原因不明の「原発性」であると判断されている現状があります。どちらのタイプにしても、咳やくしゃみといったちょっとしたことで症状が悪化してしまうため、早めに対策をすることが望ましいですね。

肋間神経痛の症状

胸痛

肋間神経痛になると主に以下のような症状が見られます。

  • 肋骨にビビッと電気が走ったような感じがする
  • 上半身を動かすと痛みが強くなる
  • 皮膚がチクチクと痛む
  • ふとした拍子に息ができないほど強い痛みに襲われる

頻繁ではないものの、息ができないほど強い痛みに襲われると仕事や家事、育児といったことはもちろん、日常生活ですらままならなくなってしまうでしょう。

神経痛のひとつであるため手術などの外科的な措置は難しく、改善するまでひたすら薬を飲み続けるしかありません。しかし、先ほど述べたように薬や湿布は一時的な効果しか得られないばかりか、副作用が出てきてしまうこともあります。

痛み止めは胃を荒らしてしまいますし、精神薬は依存性が高いため薬を手放すことが難しくなります。どのような薬にも効果だけではなく副作用もあるため、長期間の使用はあまりおすすめできません。

東洋医学で肋間神経痛を改善できる理由

説明

西洋医学では肋間神経痛に対して基本的に対症療法が用いられますが、東洋医学を用いれば根本原因から解決することができます。

一般的な病院に行くと、症状が出ている部分にしか焦点を当てず、限られたアプローチしか受けられないでしょう。しかし、東洋医学は「体はすべてつながっている」という考え方であるため、肋骨が痛む原因は他のところにあると考えて包括的なアプローチをおこないます。

当店の鍼灸は、数ある施術方法の中でも鍼灸の真髄と呼ばれている「経絡治療(けいらくちりょう)」です。

経絡とは、体全体に必要な要素を運ぶ「道」のことを指し、経絡上にある経穴(ツボ)を刺激することで不調の改善を目指します。一般的な鍼灸施術よりも高い技術と知識を必要とするため、経絡治療ができる鍼灸院はごくわずかであると言われています。

当店は有資格者であることはもちろん、あらゆる病気を改善してきた実績を持つスタッフが施術をおこないますので、ご安心ください。

効果的とされるツボ 2選

肋間神経痛には以下のツボが効果的であると言われています。

①三焦兪(さんしょうゆ)

三焦兪

ウエストで一番細いところのラインの少し上、そこから外に指3本分の場所にあります。

当店でもまず最初にこの場所の緊張をほぐすところからおこなうことが多いです。

②郄門(げきもん)

郄門

肘と手首の間にあるツボです。心臓の機能を上げたり、自律神経のバランスを整える効果が期待できます。


自分で正しい位置のツボを押すのは難しいと思いますので、丁寧にカウンセリングをおこないながら一緒に施術方針を決めていきましょう。

自宅でできるセルフケア

笑顔の女性

最後に、自宅でできるセルフケアについてご紹介しましょう。

もっとも効果的だと言われているのが「体を温める」ことです。

「冷えは万病の元」と言われているとおり、体が冷える事によって内臓機能が低下してしまいます。特に神経痛に冷えは大敵であると言われているため、薄着を避けたり、エアコンや扇風機の風に直接当たらないようにしてください。

また、お風呂はシャワーだけで済ませるのではなく湯舟にしっかりと浸かったり、冷たい食べ物・飲み物を避けることも大切です。

当店では鍼灸以外にも、食事内容の見直し・良質な睡眠のとり方・無理なく運動をする方法などをご紹介しています。どれも鍼灸と合わせておこなっていただくことで、より高い効果を得る事ができますのでぜひお試しください。

肋間神経痛を改善して快適な毎日を目指そう

一度は耳にしたことがあるという方も多い肋間神経痛ですが、激しい痛みによって精神的にも苦痛を感じている方もいらっしゃるのではないでしょうか。

病院に行っても「原因不明」と言われてしまい、なす術もなく困り果てている方も少なくないでしょう。

東洋医学では原因不明の病気や慢性病も根本から改善することが可能です。どんな些細な症状でもかまいませんので、ぜひ私たちにお気軽にご相談くださいね。

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