つらい三叉神経痛でお困りの方へ

三叉神経痛

まるで顔を針で刺されたような鋭い痛みを感じたことはありませんか?

もしそのような症状が現れたら、三叉神経痛(さんさしんけいつう)にかかっている可能性があります。肋間神経痛や坐骨神経痛など神経が痛む病気にはさまざまな種類がありますが、三叉神経痛はその中でも痛みが強いことで有名です。

本記事では東洋医学から見た三叉神経痛の原因をはじめ、つらい症状を鍼灸で改善できる理由についてもお伝えしますので、ぜひご覧ください。

【動画解説】

※施術効果には個人差があります。

三叉神経痛(さんさしんけいつう)とは?

三叉神経痛とは、顔にある神経である「三叉神経」が何らかの原因で圧迫されることで出る痛みのことを言います。

三叉神経はその名のとおり、木の枝のように3つに分かれているためこのような名前が付けられました。

三叉神経

三叉神経痛の中には、血管にできた腫瘍によって物理的に神経が圧迫されて発症している場合もあります。しかし、原因がハッキリしない事の方が多く、病院に行ってもお手上げ状態となり、対症療法しかおこなってもらえないケースをよく見かけます。

いずれにしても三叉神経痛の痛みはかなり強いため、仕事や家事、育児はもちろん、日常生活にも影響が出てしまう可能性があります。痛みが出る箇所が顔であるため、表情にも表れてしまい対人関係にも影響が出るかもしれませんね。

命にかかわる病気ではないものの、症状がひどくなると食事を十分にとれなくなったり、ろくに顔も洗えないといった深刻な状況になってしまう場合もあります。そのため、顔に痛みや違和感を感じたら早い段階でアプローチをおこなうのが望ましいでしょう。

三叉神経痛の症状

顔面神経麻痺

三叉神経痛にかかると以下のような症状が現れます。

  • 数秒から数分間顔に激痛が走る
  • 顔を触ると針で刺されたように痛い
  • 顔がヒリヒリと痛む
  • 食事や歯磨きをすると痛みが増す

三叉神経は枝のように三つに分かれた神経が頭のてっぺんからアゴまで通っており、触覚や痛覚といったセンサーの働きをしています。そのため、顔の上の方だけ痛む場合もあれば、顔の左側だけが痛いという場合もあり、痛みの出方はその時々で異なります。

顔全体が痛むことはなく、左右どちらかだけに痛みが現れるのも三叉神経痛の大きな特徴であるため、顔全体が痛いと感じる場合は別の病気である可能性も考えられるでしょう。

自分で「三叉神経痛」と判断するのは難しいかもしれませんが、痛みの出方に特徴があるため、病院などの専門機関に行く際には痛む場所を細かく説明することが大切です。

三叉神経痛の原因は「不通即痛(ふつうそくつう)」

カウンセリング

三叉神経痛の原因のひとつは血管にできた腫瘍であると言われていますが、2~3割ほどが「原因不明」です。

したがって、痛みを取り除くために痛み止めを処方されたり、自律神経を整える薬を処方されることが多いでしょう。中にはストレスが原因であると判断されて抗うつ剤や精神安定剤を処方されることもあるようです。

しかし、これらはあくまでも一時的に痛みを取り除く対症療法でしかありません。薬が切れるとまた痛みが出てきてしまうため、根本改善をすることは難しいでしょう。

一方、東洋医学では三叉神経痛の原因を「不通即痛(ふつうそくつう)であると考えています。

不通即痛とは?

気血水

初めて聞いたという方がほとんどだと思いますが、不通即痛とは人間の体にとって大切な3つの要素「気・血・水(きけつすい)」がうまくめぐらないことによって痛みが出るという考え方です。

気は生命活動のエネルギー源、血は全身に栄養を与える働き、水は血の原料と、どれも健康を保つためには欠かせないものです。

東洋医学では「循環」と「健康」は深い関係があると考えているため、めぐりを促すために鍼灸をおこないます。

薬や手術といったアプローチ法は確かに即効性があり、一時的にでも痛みが大きく和らぐでしょう。しかし、薬には副作用がありますし、手術をしたからといって症状が100%改善するとも限りません。

その点、鍼灸は副作用がなく小さなお子様から高齢者の方まで安心して受けていただけるのが魅力です。東洋医学では鍼灸のほかに漢方薬や食事指導、運動指導なども合わせておこなう場合があります。

いずれにしても体に負担がかからない方法ばかりですので、病院に行っても改善しない症状がある場合は、ぜひ選択肢のひとつに東洋医学を考えていただければ幸いです。

鍼灸が三叉神経痛におすすめの理由

鍼灸施術

いざ東洋医学の鍼灸を試したいと思っても、なかなか勇気が出ない人もいるのではないでしょうか。また、「本当に効果があるの?」と心配な方もいらっしゃるかもしれませんね。

こちらでは鍼灸が三叉神経痛におすすめの理由についてご紹介します。

一人ひとりの症状と体質

三叉神経痛といっても、人によって症状は多種多様です。日によって痛みがあったりなかったりする人から、いつも同じような痛みが続く人までさまざまなパターンが存在します。もし前者の場合は、その日の気温・湿度・気圧・気候によって痛みの有無や度合いが左右されている可能性が高いでしょう。

東洋医学ではひとりひとりが持つ「体質」が病気を引き起こすと考えているため、前者に当てはまる場合は「天候に左右されない体づくり」を目指します。

西洋医学では痛みが出ている場所にしか着目しませんが、東洋医学は体全体を向き合い、何が原因であるかを徹底的に追究します。

循環がうまくいっていない・天候によって体調が変わるというような場合は、そもそもそのような体質が問題であると考えるのです。

また、当店では施術だけではなくカウンセリングにも力を入れています。「四診法(ししんほう)」という方法を用いてカウンセリングをおこなうことで、お客様の体の状態を細かく正確に把握し、オーダーメイドの施術をお届けします。

望聞問切

体全体と向き合う事で、三叉神経痛はもちろん他の不調もあわせて改善することができる場合もありますので、私たちと一緒に健やかな毎日を取り戻しましょう。

三叉神経痛を改善して快適な毎日を目指そう

笑顔の女性

顔に痛みが走ると表情に出てしまいますし、食事や会話をするのもつらいですよね。

神経痛の中でも強い痛みを感じる三叉神経痛だからこそ、「一刻も早く良くなりたい」と思う方がほとんどでしょう。

東洋医学は病院に行っても改善しなかった症状や原因不明の症状の改善を得意としています。気になる症状が現れたら、ぜひお気軽に東洋はり灸院にご相談ください。

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