子どもの小児脱毛症について
子どもの病気といえば風邪やインフルエンザなどさまざまなものを思いつくと思いますが、今回ご紹介する「小児脱毛症」をご存知でしょうか。脱毛症にはさまざまな種類がありますが、子どもに起こる脱毛症のことを「小児脱毛症」と言います。
本記事では東洋医学から見た小児脱毛症の特徴や原因、対策法についてお伝えしています。「我が子の小児脱毛症を改善したい」と思っている方はぜひご覧ください。
【動画解説】小児の脱毛症でお悩みなら
※施術効果には個人差があります。
小児脱毛症の症状と原因
小児脱毛症とは、その名のとおり子どもの脱毛症のことを言います。
脱毛といえば、「大人がなるもの」というイメージが大きいかもしれませんが、生後まもない赤ちゃんでも脱毛症になります。
また、一言で「脱毛症」と言っても脱毛の症状や範囲はさまざまで、円形脱毛症のように一箇所だけに髪の毛が生えないという場合もあれば、髪の毛全体が抜けてしまうこともあります。
どちらにしても髪の毛が生えなかったり、抜けてしまった状態は親からすればとても心配になるでしょう。また、子ども本人からしても「周りの子と自分が違う」という認識からストレスを感じることもあります。
保育園や幼稚園、学校と年齢が上がるにつれて、からかいやイジメの対象となることもあるため、早めに改善してあげたいものです。
一般的には小児脱毛症は「ストレスが原因」と言われることが多いでしょう。もちろん、ストレスがまったく関係していないということはありませんが、東洋医学では西洋医学とは少し違う見方をしています。
東洋医学から見た小児脱毛症
東洋医学では小児脱毛症の原因を「ひとりひとりが持つ体質」と考えています。
人それぞれ持っている体質は異なり、しょっちゅう風邪をひきやすい人もいれば、まったくひかない人もいます。このように、人が持っている体質は千差万別であり、小児脱毛症もこの体質が大きく関係しているというわけです。
小児脱毛症になりやすいのは「自分の免疫力が弱い体質の人」です。免疫力が強ければ、体の中で何か異変が起こったとしても、症状として出る前に食い止めることができます。
しかし、免疫力が弱いとあらゆる不調や痛みとして出てくるため、小児脱毛症以外のさまざまな病気を引き起こすこともあります。
東洋医学でも小児脱毛症の原因は「おそらく個人が持つ体質である」と解釈していますが、実際には原因不明であるケースの方が多い現状があります。したがって、当店ではひとまず「どんな病気にもなりにくい体質に改善する」というアプローチをおこなっています。
東洋はり灸院の小児鍼とは?
鍼灸といえば「大人がやるもの」というイメージをお持ちの方も少なくないのではないでしょうか。確かに鍼を刺したり、お灸を置いたりするのは痛みや熱さが伴うイメージがあり、子どもには難しく感じられますよね。
しかし、東洋はり灸院では赤ちゃんから高齢者まで老若男女問わずに、痛みや熱さなくリラックスして鍼灸を受けていただいています。
小児脱毛症のお子様には、子ども専用の鍼である「小児鍼」を使用します。
この小児鍼は大人に使う銀の鍼と違って金でできた鍼で、鍼自体に非常に強いパワーが宿っているものです。太さは銀の鍼よりも太いですが、お子様への施術は刺さずに体の表面を優しく撫でるだけなので、ご安心ください。
小さな子どもでも痛みで泣き出すことは一切なく、むしろ気持ちよさそうな表情をしたり、眠ってしまうお子様もいらっしゃいます。
小児鍼は通常の鍼施術に比べて難しい技術と豊富な経験を必要とします。そのため、当店でも鍼灸師の免許を取りたてのスタッフには任せませんし、他店に行かれる場合でも信頼と実績があるところを選んでいただきたいと思います。
東洋医学の鍼灸では、「人が持つ体本来の機能を元通りに戻す」ということを一番に考えています。そのため、ツボに鍼を刺したり、お灸を置いたりしなくても効果を感じることができるのです。
小児鍼ができる鍼灸院は非常に少ないですが、当店では子どものあらゆる症状を改善してきた実績があります。「おねしょ」や「夜泣き」など、親の悩みの種となる症状も改善できますので、お気軽にご相談ください。
小児脱毛症に東洋医学がおすすめの理由
当店は開業以来、東洋医学一筋でお客様のさまざまな症状を改善してきました。
なぜ小児脱毛症がおすすめなのか、その理由を以下の3つのポイントでご紹介します。
①副作用がない
子どもが病気になるとまずは薬を飲んで症状を抑えるケースが多いと思いますが、薬の中には副作用が強く出てしまうものもあります。
その点、東洋医学の鍼灸や漢方は副作用やリスクが少ないため、赤ちゃんでも安心です。
②あらゆる体質を改善できる
人が持つ体質はそれぞれ異なり、体質のせいで日常生活がままならないという方もいらっしゃるでしょう。
東洋医学ではマイナス要素が強い体質を改善することができます。
③痛みや熱さがない
注射や点滴、手術といった方法は痛みや後遺症などが残る場合があります。
しかし、東洋医学の鍼灸は痛みや熱さがなく、リラックスして自然に症状を改善することができます。
小児脱毛症を改善して快適な毎日を目指そう
「一箇所だけ髪の毛が生えてこない」「全体的に髪の毛が生えない」という場合、小児脱毛症かもしれません。
薬を飲んだり、ストレスを和らげたりといった対症療法を用いるのが一般的ですが、東洋医学では体質から変えていき、根本改善することが可能です。
東洋医学は「原因不明」と言われている病気ほど得意としていますので、お子様のことで気になることがあれば、ぜひご相談ください。