呑気症の改善法について

「げっぷがよく出る」「お腹が張っている感じがする」このような症状をお持ちの方もいらっしゃるのではないでしょうか。

これらは「ちょっと体の調子が悪いのかな?」と見過ごしがちな症状ですが、実は呑気症(どんきしょう)という病気である可能性が高いです。会話の途中でげっぷが出そうになったり、ガスによりお腹が痛くなると日常生活にも支障をきたしてしまいますね。

本記事では東洋医学から見た呑気症の本当の原因や鍼灸によって根本から改善できる理由についてご紹介します。

【動画解説】

※施術効果には個人差があります。

呑気症(どんきしょう)とは?

喉の痛み

呑気症(どんきしょう)とは、別名「空気嚥下症(くうきえんげしょう)」とも呼ばれる病気です。

あまり聞いたことがないという方も多いと思いますが、老若男女誰でもかかる可能性があります。

「病院には行かなかったけど実は呑気症だった」というようなケースもあるのではないでしょうか。あまりハッキリとした症状が出ないことから、胃の疲れやストレスから来るものと自己判断して見過ごしやすい病気とも言えます。

呑気症(どんきしょう)の症状

げっぷ

呑気症になると主に以下のような症状が見られます。

  • げっぷ・しゃっくりが頻繁に出る
  • お腹が張っている感じがする
  • 頭痛・肩こり

どの症状も命を脅かすようなものではありません。

しかし、会話や食事の途中でげっぷが出そうになったり、お腹の張りが気になって何度もトイレに駆け込んだりと日常生活に大なり小なり影響を及ぼすでしょう。

呑気症はその名のとおり、大量の空気を飲み込むことで胃腸内にガスが溜まって不快な症状が現れる病気です。

私たちは食事の時、会話の最中、つばを飲み込む時など呼吸のために、無意識に空気を取り込んでいます。通常であれば体に負担がかからない程度の空気を飲み込むため、何の問題もありませんが、呑気症の方は自分の意思と関係なく大量の空気を飲み込んでしまっている状態です。

自分で空気を飲み込む量をコントロールするのは難しく、一般的な病院に行っても対症療法しかおこなってもらえないことがほとんどです。

呑気症は胃腸の調子が悪くなることが多いため、消化を助ける薬を処方されたり、ストレスが原因だと判断されれば抗うつ薬や抗不安薬を処方されることもあるでしょう。時にはマウスピースを勧められたり、食事指導をおこなう病院もあります。

しかし、根本的な原因に対してアプローチしない以上、病気を完全に改善することは難しいですし、また同じ症状をくり返す可能性が高いと言えます。

呑気症の原因は「気滞」

説明

一般的には呑気症の原因を「ストレス」や「歯のかみしめ」などと認識していますが、実際のところはハッキリとした原因を特定できない場合がほとんどです。

一方、東洋医学では呑気症の原因を「気滞」いわゆる気の滞りであると考えています。

人間の体には「気・血・水(きけつすい)」と3つの要素が流れており、これらがスムーズに循環することで健康が保たれています。どの要素もとても大切な役割を持っており、流れが滞ったりバランスが崩れることによって不調や痛みが現れると考えています。

気血水

 呑気症と深く関係しているのは生命活動のエネルギー源となる「気」で、臓器を正常に動かす役割を担っています。この気が滞ることで、臓器の機能が低下したり正常に動かなくなってしまうのです。

東洋はり灸院では、呑気症のアプローチとして気の流れを元に戻すこと・体のバランスを整える事を中心に鍼灸施術をおこないます。

東洋医学の鍼灸施術とは?

鍼灸施術

東洋医学の鍼灸を受けたことがない方のために、どのような特徴があるのか詳しくご紹介しましょう。

ひとりひとりの体質や病状をカウンセリング

望聞問切

当店では、「すべての病気はひとりひとりの持つ体質によって引き起こされている」と考えています。そのため、まずはお客様の体の状態やお悩みの症状を正確に把握するためのカウンセリングをおこないます。

東洋医学で長く用いられている「四診法(ししんほう)」という方法を使って、以下のような項目をチェックさせていただきます。

  • 顔色
  • 話し方
  • 舌の色形
  • 便尿の量、色、匂い、硬さ
  • 生活習慣
  • 家族の体質や病歴

お客様に触れて、じっくりと対話をすることにより自然と個人が持つ体質やかかりやすい病気なども見えてくるため、一般的な病院では発見できなかった不調が見つかることもあります。

人間が持つ本来の機能を引き出す

自然

西洋医学では不調や痛みを抑えるための薬を処方して病気と向き合うのが一般的です。

しかし、東洋医学は体が持つ本来の機能を引き出し、根本から改善していくことを目指します。

痛み止めなどの薬は一時的な気休めにしかならないうえ、服用し続けていると副作用が出てくる可能性もあります。その点、東洋医学のアプローチはあらゆる病気にかかりにくくする体を、副作用なく作ることができるのが魅力です。

東洋はり灸院で呑気症が改善した方の事例

説明

最後に、呑気症に悩んで当店に来られたお客様の事例をご紹介します。

Aさんは5か月前から空気のような塊が出てくることが気になって病院に行かれ、「逆流性食道炎と呑気症」と診断されました。

主に薬によるアプローチでしたが、色々な薬を試しても症状が良くならず当店にお越しいただきました。

1回目は丁寧にカウンセリングをさせていただき、Aさんに合った施術方針をご提案し、実際に鍼灸施術をおこないました。すると、2時間止まらなかった空気の塊が5~10分ほどで止まるようになり、仕事にも復帰できるようになったそうです。

まだアプローチの途中であるため症状が完全になくなったわけではありませんが、病院に通っていた頃に比べると格段に良くなり、精神的にも楽になられています。

【対談動画】

※施術効果には個人差があります。


当店では病院で「お手上げ」と言われた症状でも改善することが可能ですので、ぜひお気軽にご相談ください。

呑気症を改善して快適な毎日を目指そう

笑顔の女性

誰でも食事の時や会話の最中、またストレスを感じた時や緊張した時に無意識に空気を飲み込んでいます。しかし、飲み込む空気の量が多くなると呑気症となってしまう場合があるため、まずは「気」をコントロールすることが大切ですね。

東洋はり灸院は長引く不調や難病も改善することが可能です。病院に行っても一向に症状が良くならないと感じたら、ぜひ東洋医学も選択肢に入れていただけると幸いです。

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