斜視でお悩みの方へ
代表的な目の病気のひとつに斜視があります。「ものや人が二重に見える」「景色がぼやけて見える」などの症状をお持ちの方は斜視を疑った方が良いかもしれません。
しかし、病院に行っても斜視は原因不明と言われてしまうことも多く、長年症状に悩まされている方もいらっしゃるのではないでしょうか。
本記事では東洋医学から見た斜視の本当の原因やなぜ鍼灸が効果的なのかについて解説していきます。
【動画解説】内斜視・外斜視でお困りの方へ
※施術効果には個人差があります。
斜視の種類と症状
斜視は目の病気のひとつで、主に以下のような症状が見られます。
- ものや人が二重に見える
- 景色がぼやけて見える
- コンタクトが苦手
- 人と目線が合わない
症状が軽い場合は見た目に現れず斜視であることを気づかれませんが、症状が重くなると目の方向が通常と異なることから、斜視であると気づかれることもあります。
そのため、人と目が合わない・人に目を見られるのが苦手といった症状が出てきて、日常生活にも支障をきたしてしまうことがあります。
斜視と言っても以下のようにさまざまな種類があります。
- 内斜視
- 外斜視
- 上斜視
- 下斜視
- 回線斜視
いずれにしても20~40代の女性を中心に、幅広い年代の方が斜視に悩まされています。
斜視の原因
一般的に斜視の原因は「目の筋肉バランスの崩れ」であると考えられています。
人間の目は以下の6つの筋肉で構成されていますが、何らかの原因によりこれらのバランスが崩れる事で斜視がおこります。
- 上斜筋
- 下斜筋
- 上直筋
- 下直筋
- 内直筋
- 外直筋
しかし、筋肉バランスが崩れる原因は現代医学では解明されておらず、結果的に「原因不明」と言われてしまうことがほとんどです。
斜視になると眼球の位置を調節するために専用のコンタクトレンズや眼鏡を着用したり、手術を用いるケースもあります。コンタクトレンズや眼鏡は強制的に眼球の位置を調整するため、目に負担がかかり頭痛や肩こりの原因となるでしょう。
また手術に関しても入院や全身麻酔が必要となることもあり、体に負担がかかることは避けられません。こういった状況から、「できれば体に負担をかけずに斜視を改善したい」と思っている方は多いのではないでしょうか。
東洋医学から見た斜視
目の筋肉バランスが関係していると考えられている斜視ですが、東洋医学では違うところに原因があると考えています。
私たちはひとりひとりが持つ「体質」によってあらゆる病気が引き起こされていると考えているため、根本である体質改善がもっとも有効であると認識しています。東洋医学には数千年という長い歴史があり、その中で「どのような体質の人がどんな病気にかかりやすいか」という膨大な量のデータが蓄積されてきました。
実際に斜視にお悩みの方は以下のような症状もお持ちの場合が多いです。
- 頭痛・腰痛
- 鼻炎花粉症などのアレルギー症状
- アトピーや吹き出物などの皮膚症状
- 婦人科系の不調
- 末端冷え性
- 慢性的なせき・扁桃炎
これらはすべて「体質」によるものと考え、体質を改善することで斜視以外の症状からもあわせて解放されることを目指します。
西洋医学では薬や手術を用いてアプローチをおこなうことが多いですが、これらは一時的な効果しか得られず、副作用や体への負担も心配です。
その点、東洋医学は保存療法をおこなうため、体を傷つけず、根本から体質を変えていくことが可能です。
斜視に東洋医学の鍼灸がおすすめの理由
原因不明と言われることが多い斜視に、東洋医学の鍼灸がおすすめの理由についてご紹介しましょう。
①ひとりひとりに合わせたオーダーメイドの施術
西洋医学では「この病気にはこの薬」と決められていることが多いですが、東洋医学はひとりひとりの体質に焦点を当てるため、完全オーダーメイドでアプローチをおこないます。
そのために、初回は丁寧なカウンセリングをさせていただき、お客様のお悩みの症状や体の状態を正確に把握します。
②痛みや副作用のないアプローチ
病院で処方される薬や手術は確かに即効性があり、薬が効いている間はかなり症状が緩和されて楽になるでしょう。
しかし、長い間薬を飲み続けていると効果だけではなく副作用が現れることもあり、それが新たな不調となってしまうかもしれません。手術に関しては体にメスを入れるため、心身ともに痛みやストレスを感じることから症状は改善しても術後すぐに日常生活に戻るのは難しいですね。
その点、東洋医学の鍼灸は痛みや副作用なく、誰でも安心して受けられる施術ですのでご安心ください。
斜視が改善した方の事例
東洋医学が斜視におすすめの理由をご紹介させていただきましたが、鍼灸を受けたことがない方にとっては「本当に良くなるの?」と不安ですよね。
こちらで当店に斜視の症状でお越しいただいたお客様の事例をご紹介します。
Aさんはものが二重に見えることから眼科に行き、「内斜視」であると言われました。しかし、内斜視は原因不明であるために「世の中には改善する方法がない」と言われ、まさにお手上げ状態からの来店でした。
病院では対症療法としてビタミン剤を処方されただけでしたが、当店の鍼灸を受けて6回目には斜視の状態が劇的に良くなっていることを感じられたそうです。
正直1、2回目はあまり効果を感じられずガッカリされたようですが、「体本来の機能を元に戻すこと」を目的としているというお話をさせていただき、継続して鍼灸を受けていただいた結果ですね。
その後病院の検査を受けても「良くなっている」と言われ、現在は内斜視が起こる前の状態に完全に戻られました。
内斜視を改善された男性との対談
※施術効果には個人差がございます。
このように、病院では改善が難しいと言われた病気であっても、東洋医学では体を傷つけずに改善することが可能です。気になる症状がある方は、ぜひお気軽にご相談くださいね。
斜視を改善して快適な毎日を目指そう
斜視は誰にでもなり得る病気かつ、突然訪れることが多いため「怖い」と感じられる方もいらっしゃるでしょう。ものが二重に見えたり、景色がぼやけて見えると、外を歩くことさえも危険になり日常生活に影響が出ることは間違いありません。
東洋はり灸院ではさまざまなタイプの斜視を改善した実績がありますので、どんなに些細なことでもお気軽にご相談ください。私たちと一緒に体本来の機能を取り戻し、健やかな毎日を目指しましょう。